永い伝統を受け継ぐ贅をつくした純酒粕酢。
一滴への想いは、ミツカン創業当時の伝統製法にまでさかのぼる。
酒粕ならではの旨みと芳しい風味の中に、
江戸時代から連綿と受け継がれてきた、ものづくりの精神が宿る。
ミツカン 純酒粕酢
飴色の深い色あいから赤酢と呼ばれ、芳醇でまろやかな味わいです。
おすしや酢の物をひときわ まろやかに仕上げます。
お酢に充分旨みがありますので、
砂糖、塩、しょうゆをひかえめにお使いください。
※弊社では、すし飯が赤みがかった色になる酒粕を原料とした粕酢を赤酢と称しています。
染谷波光画 「酢造り工程の絵」 出典: 弊社社史より 所蔵 招鶴亭文庫
「他とは違う、良質な高級粕酢を」210余年前、 創業者、 初代中野又左衛門は酒粕を原料に使用し、じっくり熟成させることで、芳醇な味わいと深い旨みを実現させました。
酢飯にした時の輝かしい色合いから、「山吹」と命名し、ミツカンのブランドの第一号となりました。
中でも品質が上位のものに 「三ッ判」 の称号を与えた「三ッ判山吹」こそが、ミツカン赤酢の最高峰。
江戸前寿司が今のスタイルになり、当時の寿司職人、 食通たちの間で人気となったきっかけにもなったのです。
染谷波光画 「酢造り工程の絵」 出典: 弊社社史より
造り酒屋だった初代中野又左衛門の挑戦。
それは当時タブーとされていた、酒屋が酢を造ること。
酒桶に酢酸菌が入ると、お酒が全部 「酢」 になってしまうからです。
けれど、 又左衛門の挑戦は見事に成功。
又左衛門は評判となった、赤酢を江戸で販売しようと考えます。
それは「江戸で 「早すし」 が人気だ」という噂からでした。
早すしとは、 ネタと酢飯を握る、現代に続く握りすしの原型。しかし、当時は高価だった 「米酢」 が使われていました。
「米酢を赤酢に替えたら、 すしはもっとおいしくて手軽になる」 又左衛門の提案は、「赤酢の風味や旨みがすし飯に合う」と、江戸でも人気のすし屋のあいだで絶大な評判となりました。こうしてミツカンの酢とすしの関係は、江戸の時代から続いています。
出典:小泉清三郎著「家庭鮓のつけかた」
江戸前寿司を大成させた華屋与兵衛の4代目弟、小泉清三郎が書いた料理本の中でも、「酢に使うのは尾州平田の山吹に限る。これはミツカンの最上品で、ミツカンの三ツ判とも言う」と称えられた。
川端王章作「鮓の図」
出典:小泉清三郎著「家庭のつけかた」より
シャリは「三ツ判山吹」のルーツ。ビギナーに楽しんでほしいイマドキすしバリエの1つです。
「三ツ判山吹」と人気のネタをおいしくお楽しみいただけます。
ミツカン 純酒粕酢
飴色の深い色あいから赤酢と呼ばれ、芳醇でまろやかな味わいです。
おすしや酢の物をひときわ まろやかに仕上げます。
お酢に充分旨みがありますので、
砂糖、塩、しょうゆをひかえめにお使いください。
※弊社では、すし飯が赤みがかった色になる酒粕を原料とした粕酢を赤酢と称しています。
熟成感のある、コク深い味わいの赤酢(純酒粕酢)です。
かどがなく、まろやかな酸味と余韻のある一品ですので、
酢飯をはじめ、様々なお料理でお愉しみいただけます。
ぜひ、ご家庭の本格的なお献立にお役立てください。