MIZKAN MUSEUMに新宮晋氏の彫刻 「水の惑星」が誕生!

商品 2016年5月8日


彫刻「水の惑星」


このたび、ミツカングループ(以下ミツカン、本社:愛知県半田市)は、体験型博物館MIZKAN(ミツカン) MUSEUM(ミュージアム)(愛称MIM(ミム)、以下MIM)の中庭に、世界的な造形作家の新宮 晋(しんぐう すすむ)氏に制作いただいた彫刻「水の惑星」を2016年5月8日(日)に設置いたしました。


<彫刻「水の惑星」 >


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彫刻「水の惑星」は、「ミツカンの酢づくりの歴史や、醸造の技術、ものづくりへのこだわり、食文化の魅力などを、伝統・革新・環境を大切に考えながら、次世代へ伝えてゆく」というMIMの考え方に沿った、風と水の力で動く彫刻です。


高さ約7m、可動部の直径が約5mのこの彫刻が中庭の水盤に建つ様子はまさに「水の惑星」、地球そのものであり、環境との調和を目指す姿勢はMIMの考え方の象徴であり、水の循環する星、地球で生まれた私たちの生命を表現しています。
今回、新宮氏に制作いただいた彫刻「水の惑星」を設置することで、ご来館された方々に観賞いただくだけでなく、今後、中庭を活用したイベントの柱として、活用していきたいと考えています。


これからも皆様に愛される施設、また来ていただける施設を目指し、様々なイベントを計画していきます。
ミツカンはMIMが常にお客様に新しい価値・新しい楽しさを提供するミュージアムとなるよう、目指してまいります。 また、2016年5月8日(日)に、約20名の子供たちとその保護者の方々をご招待して、彫刻「水の惑星」発表会が開催されました。


彫刻「水の惑星」発表会の様子


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<「水の惑星」を制作いただいた新宮 晋氏のコメント(発表会でのご挨拶より抜粋)>

この作品のタイトルは「水の惑星」つまり地球のことです。水の循環によって、私たちがこの地球で育ち、生きています。水の循環というのは地球全体の中では、海や川、湖の水が蒸発して雲になり、雲になったものが雨になり、地面を通して、また循環していきます。その間に、私たち人間をはじめ、多くの生命が水の力によって育っており、地球には空気と引力と水があって、私たち人間も生きています。そのことを私はこの作品にこめようとしました。


この素晴らしい星、地球の環境を私たちが守らなければならないと考え、この作品を通して自然の豊かさ、人間としてこの地球に生まれたことの幸せ、そうしたものを感じてもらう機会になればいいなと考えております。風、水など環境や季節の違いによって、まるで違った作品に見え、生きている作品です。


MIMのオープンからの状況


古くから続く運河沿いの黒塀の景観とともに、ミツカンの酢づくりの歴史や、醸造の技術、ものづくりへのこだわり、食文化の魅力などを、伝統・革新・環境を大切に考えながら、次世代へ伝えてゆく施設として2015年11月8日(日)にオープンいたしました。


オープン以降、多くのお客様にご来館いただき、これまでのご来館者数は6万人を超えました。(2016年5月7日までの人数) MIMの大きな見所の一つである「時の蔵」ゾーンの迫力ある弁才船の展示や、「光の庭」での「なりきりすし屋さん」や「味ぽんスタジオ」といった体験型展示など、お客様に大変好評をいただいております。