お酢は4段階の工程でつくられます。
このページでは、「純米酢」を例にとって製造方法の一例をご紹介しています。
米を蒸して、「米こうじ(酵素)」と「水」を加えると、酵素の働きで米のデンプンが糖に変えられ、それに「酵母」を加えて糖をアルコール発酵して、お酒を造ります。
※蒸したお米に米こうじ(酵素)と酵母を加えると、お米のデンプンが糖を経てアルコールにかわります。この工程を「糖化・酒精発酵」といいます。
※できあがったお酒をろ過します。このとき残ったかすは主に飼料として利用されます。
そのお酒に、「純米酢」を混ぜ合わせて加温し、酢酸菌を加えると、酢酸菌のチカラによって、原料であるお酒のアルコール成分が、お酢の主成分である酢酸にかわります。この工程を「酢酸発酵」といいます。
発酵が終わったお酢の味を整えるために、1ヶ月程度じっくりねかせて熟成させます。
「味・きき・香り」をそこなわないよう、ろ過、殺菌を行い、衛生的なラインでびん詰められます。こうしてできた「純米酢」をみなさまの食卓へお届けしています。