社員紹介

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グローバル企業・ミツカンを
数字で支え、牽引する

2018年入社 総合政策学科

井上 紗希SAKI INOUE

  • 経理
  • 財務

Careerキャリアパス

  1. 01学生時代

    総合政策学部に入学し、アメリカの政治学について学ぶ。

  2. 02就職活動時代

    OB訪問をきっかけに先輩方の人柄とミツカンのスローガンに共感し入社を決意。

  3. 03経理部

    中国法人税務を担当。
    現地の実態や税務・会計の基礎に触れる。

    経理

  4. 04財務統括本部

    グループ全体の税務リスク検討など、国際税務に関する業務を担当。

    財務

※撮影当時の部署を記載しています。

写真:インタビュー1


ミツカンと私のフィールドは、
世界中。

ー仕事内容について教えて下さい

財務統括本部 主計部 企画課という部署で、主に国内・国際税務を担当しています。大きな目的は、世界中の拠点で構成されるミツカングループの税にまつわるコストの最適化、リスクの抽出や解決手法の検討・実施などです。現在は、ミツカングループ各国の現地法人を対象に、潜在するリスクと状況の見える化を推進したり、ガバナンスを検討・提言したりしています。日本と海外諸国の税制度は完全なる別物で、各国に適した企画を考え、提案することが成果を出すためのキーポイントです。そのために、現地の税理士法人とリモートで打合せを行い、プロジェクトを進めることも少なくありません。もちろん、コミュニケーションの手段は英語。これまで少ししか英語に触れていなかった私にとって、最初は大苦戦の日々でした。しかも、財務も学生時代に学んだ経験は全くなし。まさに、ゼロからのスタートです。でも、少しずつ知識を蓄え、ノウハウを習得。分からないことはすぐに先輩へ質問。皆さんの支えがあったおかげで、2020年は、カナダの法人清算にも携われるまでになれました。

写真:インタビュー2

ほかにも日本国内の会計・税務・商事法務が絡んだ増減資や資本政策にも携わり、税務コンプライアンスの部分ではグループ全体の統制をしています。数字の分析に国別報告書を用いて部内で活発な議論を実施し、本社の視点をもちつつ、海外グループ会社へのサポート、アドバイスへと展開しています。なかでも貴重だったのは、ミツカングループのグローバル展開について知識を得られたことです。海外拠点が占める売上の割合は、全体の約半分です。さらに毎月の業績を追っていく中で、1年を通して何がいつ売れるのかなど知ることができ興味深かったです。現在はアメリカやヨーロッパ、アジアにもネットワークを広げています。ミツカンの“やがて、いのちに変わるもの”という理念は、世界でも共通の考えであるし、各国の皆さまに歓迎されている。それを経理・財務を通じて感じられるのは、非常に嬉しいことです。

Schedule私の1日

  1. 9:30

    始業

    1日のスケジュール、メールチェック

  2. 12:00

    昼食

    課員や他部署の人達とオフィス周辺のお店開拓に

  3. 14:00

    ミーティングや課題を実施

    Zoomを利用して社内のミーテイングおよび課題遂行のための勉強や分析等を行います。

  4. 17:30

    海外とミーティング

    時差があるため、英国の場合は夕方から打ち合わせを行ったり海外の時間に合わせてスケジュールが調整されます。

  5. 19:00

    帰宅後

    夕食を作ってから、趣味の溶岩ホットヨガへ行きしっかりと身体を動かして就寝します。

写真:インタビュー3

右も左も分からない状態での、
中国出張。

一あなたにとって忘れられない仕事を教えてください

入社1年目のとき、先輩と一緒に3泊4日で中国に出張しました。目的は、現地会計監査・税務監査の立ち合いを実施することです。当時の私は税務や会計を学び始めたところで、海外の制度も一切分かりませんでした。初めての海外出張に対するワクワク、コミュニケーションについての不安が入り混じる状態で現地に向かいました。飛行機に乗ること数時間。空港を降り立ち、移動して到着した私たちを迎えてくれたのは現地のスタッフ。ただ、日本語を話すことが出来ない方が大半で、コミュニケーションに苦労しました。打合せでは、分からない専門用語や理解できない内容をノートに書き留めて、後ほど先輩へ質問。忙しい手を止めて丁寧に教えてくれた先輩には、感謝してもしきれません。おかげで、日が経つにつれて、業務の内容を理解し、現地の皆さんとも意思疎通ができるようになっていきました。

写真:インタビュー4

中国のスタッフとコミュニケーションを取れたことに加え、本来の目的である会計・税務監査についても、想定通りの成果を出せました。毎日が、濃密な日々。あっという間に、帰国する日が来ました。日本に戻ってきたあとも、海外出張の価値を感じることが多数。これまでは電話やメールでやり取りをしていた現地のスタッフとも実際に対面したことで、出張前よりもコミュニケーションがよりスムーズになりました。おかげで、より深く仕事に携われるようになり、私自身も新しい目標を見つけられたのです。まずは、日本の税制度についてさらに多くの知識を蓄えること。そのうえで、海外の現地法人に駐在して、国際税務の一端を担うことです。私たちのようなバックオフィス部門の、活躍の場がグローバルであるのも、ミツカンが持つ魅力のひとつ。いつかは実現したい夢です。

写真:インタビュー5

“やがて、いのちに変わるもの”に惹かれて。

ー入社のきっかけを教えてください

まず、食品業界を目指したきっかけは、就職活動中に父親が病気になったことです。それに伴い、塩分の多い料理は禁止に。他にも、食事の内容を全面的に変える必要があり、母親が料理に苦労する姿を見てきました。「何か自分にできることはないだろうか」と悩んだとき「調味料で食に気を遣っている人の手助けをしたい」と思いました。そのなかでミツカンへの就職を決めたのは“やがて、いのちに変わるもの。”という理念に心から共感したからです。また、社員の方々と実際にお会いしたとき、皆さんの人柄にも心惹かれたのも入社理由のひとつ。しかも、実際に働くと、先輩方の魅力はさらに増すばかり。特に、現在の上司と出会えたことは一生の財産です。すごく仕事ができて、いつも気さく。子育てをしながら活躍している女性の方で、常にメンバーを包み込んで、守り、自由に挑戦させてくれる人です。「この人みたいになりたい」と思える人と出会えたミツカンに、感謝しています。

写真:山崎泰正

未来の仲間へ先輩社員からメッセージ

バックオフィスで裏方と思われがちな部門ですが、会社の数字を集計・分析し、経営に対して取るべき対応策を提示するなど、経営の判断に関わる重要な部門です。扱う数字の額は大きくとも、先輩からのフォローをもらいながら、若手でもしっかり仕事を任され、成長を感じることができます。専門性だけでなく、興味をもって根気よく取り組み続けることのできる仲間を求めています!海外子会社に携わる機会も多く、自身が成長するきっかけがたくさん転がっているので、チャンスを掴んで共に成長しましょう!

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