社員紹介

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広い視野を持って
多くの人との橋渡しを

2012年入社 生命環境科学研究科

松本 卓也TAKUYA MATSUMOTO

  • 生産
  • 調達

Careerキャリアパス

  1. 01学生時代

    バレー部に所属。レシーブが得意。研究テーマは多糖と乳酸菌。

  2. 02就職活動時代

    ミツカンで働く大学の先輩や周りの勧めで入社を決意。

  3. 03栃木工場

    酢の原料製造や発酵管理、製品の生産や設備管理を担当。

    生産

  4. 04仕入統括部

    生産で学んだ視点も持ち、仕入先との協業により一緒に調達業務を行う。

    調達

※撮影当時の部署を記載しています。

写真:インタビュー1

社内外とのコミュニケーションを通じて原料を作り上げる

ー仕事内容について教えて下さい

現在の部署では、供給が不安定になりがちな農産原料の調達のほか、新商品の肝となるような新たな原料を世界中から探索しています。入社時には栃木工場に配属され、「穀物酢」等の酢製品の原料処理や発酵管理、「味ぽん」等のブレンドや、充填を行う設備のメンテナンスを担当しました。生産の現場では、製品はもちろんのこと、原料の1つ1つに至るまで、多くの人によって品質管理やチェックが行われ、食の安心安全が守られているということを学びました。そして、より効率よく高品質なものを作るため、生産現場の問題のある箇所を探し、改善行動を起こす意識を持つようになりました。

写真:インタビュー2

生産で学んだ意識と合わせ、現在の調達業務では「仕入先にメリットを感じてもらうえる人材になる」という姿勢で業務に取り組んでいます。例えば、原料探索や原価交渉以外にも仕入先と一緒に製造工程から見直し改善することで原料価格のコストダウンや品質改善を行っています。製造管理や品質管理の経験の乏しい仕入先と新たに取引を始めると、ミツカンとして求める品質レベルとの乖離が大きく、改善すべき事項がたくさんみつかる場合があります。仕入先の課題を解決するため、調達部門だけでなく、開発技術や品質保証などミツカンの様々な部署を巻き込み、アドバイスをもらうようにしています。そして仕入先を頻繁に訪問して、一緒に改善策を考え、ミツカンのノウハウも活かしながらともに原料を作り上げてきました。この行動がミツカン製品の売り上げを伸ばす結果に繋がっています。

Schedule私の1日

  1. 7:00

    出張先へ移動

    農産品を加工する仕入先へ訪問のため移動を開始。

  2. 10:00

    仕入先訪問・工場見学

    製造工程を見学。求める原料を製造することができるか相談しながら確認します。

  3. 12:00

    仕入先と昼食

    先方と会食。食事の場で情報交換をするなどコミュニケーションをとることも大切です。

  4. 13:00

    圃場調査

    原料となる農産品を生産している農家様や圃場を訪問。管理体制がしっかりしているかなどヒアリングします。

    写真:圃場調査
  5. 16:00

    打合せ・帰宅

    一日の総括を仕入先と打合せし、帰路につきます。

写真:インタビュー3

多くの人との橋渡しを行い、もっと広い視野をもってミツカンに貢献していきたい

ーあなたの志と今後のキャリアを教えてください

私は、「できるだけ広い視野を持って、様々な部署の人の橋渡しができる存在になる」ことを目標にして働いてきました。現在所属する調達部門は開発技術、マーケッター、工場、時には営業とも相談をしながら業務を進めていくので、目指していたものに近づいていると感じています。しかし、より広い視野を持つためには、さらに多くの経験を積んで、今よりもさらに責任のある業務をまかされる人材になる必要があると感じています。そのためにも、もっとミツカン全体を知っていきたいです。そのうえで今後の事業計画を立案する部署で働くことが将来の目標です。

写真:インタビュー4

私が多くの人との橋渡しをした中で困難だと感じたところは、それぞれの部署や人によって最適だと思っていることが違う中で、全体最適を見つけ出し、そこへ導いていくようにすることです。困難ですが、みんなで一つのものを作るという大きな共通の目標を持ち、そこへ向かう一体感や達成感を得られることにやりがいを感じます。意識して取り組んでいる「橋渡し」という部分に加えて、今後自分がなりたい人材になっていくために、日々の暮らしの中で関わりが少ない部署の人とも積極的に話をする機会を作っていきたいと思っています。私たちは営業部門の人たちと話すことはあまり多くはありませんが、彼らがどのような信念や想いをもって営業活動をしているのかを知るために、食事の時間なども利用しながら、積極的に話をして情報を収集、共有するように心がけています。

写真:インタビュー5

就職氷河期に丁寧に相談に乗ってくれた先輩社員

ーどのような就職活動をしていましたか?

私が就職活動をしていた頃は、丁度リーマンショック後の就職氷河期と言われている時代でした。多くの企業にエントリーシートを山のように提出したことを覚えています。そんな中、先輩社員の方が就職について親身に相談に乗ってくれたことが深く印象に残っています。周りの人からの応援や勧めもあり、ミツカンへの入社を決めました。入社後「様々なことに挑戦したい」と思っていた私は、生産部門として工場への配属になりました。今まで触ったことがないような工具の扱いに苦労したこともありましたが、先輩社員の丁寧な指導や毎日の新しい発見、日々改善を考えられる環境が自分を成長させてくれて、今の業務にも大きく役立っていると感じています。就職活動のときに感じていた堅実さや丁寧さという会社のイメージに加え、最近ではミツカンが大きなチャレンジをしている会社だと実感しています。

写真:松本 卓也

未来の仲間へ先輩社員からメッセージ

私たちは今『未来ビジョン宣言』をもとに、新しい考え方の原料調達を行っています。それは日本だけでなく世界各地を探索し、そして新しい製造方法や調達方法を試行錯誤することになります。言葉や文化が異なる国で新しい挑戦をすることは多くの困難が伴いますが、その原料を使って作った製品をお客様が喜んでくれることを想像しながら、挑戦を恐れず楽しんで仕事ができる仲間とともに働きたいと思っています。

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