機電系が支えるミツカン技術力

おいしさと、安心を届ける。
支えているのは技術のチカラ。

「食酢」年間2,300万本、「味ぽん」年間2,400万本、「納豆」年間4億8,000万パック。(※1)
日本中の食卓にミツカン製品を届けるのは、ミツカンの技術のチカラ。
多品種にわたる製品を安定供給する技術の源泉は、機電系エンジニア。

※1 食酢は「穀物酢500ml」、味ぽんは「味ぽん360ml」、納豆は「当社納豆全品」の年間生産数量です。(2021年度現在)

機電系が支えるミツカン技術力

おいしさと、
安心を届ける。
支えているのは
技術のチカラ。

「食酢」年間2,200万本、「味ぽん」年間2,800万本、「納豆」年間4億8,000万パック。(※1)
日本中の食卓にミツカン製品を届けるのは、ミツカンの技術のチカラ。
多品種にわたる製品を安定供給する技術の源泉は、機電系エンジニア。

※1 食酢は「穀物酢500ml」、味ぽんは「味ぽん360ml」、納豆は「当社納豆全品」の年間生産数量です。(2020年度現在)

2024年卒 ENTRY 2025年卒 ENTRY

TECHNOLOGY ミツカンのテクノロジー

210余年培ってきたノウハウを、
技術のチカラで具現化する。

機電系エンジニアたちのものづくり。

ミツカンには、微生物を使って発酵・醸造し、おいしいものを生み出す技術があります。
210年以上前の江戸時代から職人の手によって脈々と引き継がれてきた『醸造技術』を設備に落とし込み、エンジニアのチカラで多くの人に食べてもらえるようにしてきました。
お客様を想いながら、様々な試行錯誤を繰り返し、ミツカンの機電系エンジニアはものづくりに取り組んでいます。

機電系エンジニアInterview Movie

「その技術は、お客様の身になっているか。」

ミツカンの技術力を支える機電系エンジニアは、どんな機械を操作し、生産技術を駆使し、どんな価値を生み出すのか。ミツカンならではの“技術のおもしろさ”を聞きました。

※登場している社員の役職・所属部署は、2018年度現在のものです。

ENGINEER ミツカンで働く機電系エンジニア

技術者がつくる食の未来、その誇りと使命。

“おいしさと安心”をお届けするミツカンの機電系エンジニアは、どんなやりがいや使命感を持ち、彼らは、これからどんな未来を創造していこうとしているのか。食品企業で働く機電系エンジニアに体験談を交えてインタビューをしました。

技術部門トップInterview

「本部長が語るミツカンの技術とは?」

おいしさと健康の一致。
それを生産技術で実現する。

深谷 浩安生産物流本部長

※2021年10月31日現在

おいしさと健康の一致。
それを生産技術で実現する。

深谷 浩安

新しい技術が新しい価値を生む

ミツカンの『未来ビジョン宣言』にも通じますが、生産技術には「新しい価値」を生むチカラがあると考えています。一般的には、おいしいものと体に良いものは相反するものです。例えば、大好きなものを好きなだけ食べていたら、栄養が偏ってしまいます。かといって、健康に良いものでもおいしくないものを我慢して食べるのも続きません。おいしくて、健康に良いもの、相反するものを両立させるのに欠かせないのが「技術」です。そして、おいしさと健康が一致したものをお届けするための商品設計、生産技術など、さまざまな技術がミツカンのビジネスを支えていきます。食品会社として更に成長していくためには、新しい生産技術を追求し活用することが必須だと考えています。

ミツカンの強みと今後の課題

ミツカンは食酢や納豆の発酵技術に強みをもっています。高い発酵技術に加えて、品質を維持する品質保証や製造プロセス管理にも自信を持っています。また、安定供給するために生産体制を整備し、例えば工場操業に不可欠な生産設備やユーティリティの保全やバックアップ、新規開発にも取り組んでいます。おいしさの技術だけではオンリーワンにはなれません。商品のおいしさはもちろん、それを実現するための生産技術も必要なのです。
一方で、近年のデジタル技術の進化は目覚しいものがあります。ITやIoT、AIも進んでいます。こうした技術を製造ラインにも取り込んでいけたらと考えています。今のミツカンの生産技術に加え、新しいデジタル技術を組み合わせることが出来れば、さらなる生産性向上や品質向上ができると考えています。新しい技術で、「製造プロセス」そのものを変えていきたいですね。そして、新しい価値を生み出していきたいですね。

常に生活者の身になって

ミツカンには「二つの原点」と呼んでいる会社の理念があります。一つは「買う身になってまごころ込めて良い品を」。常に生活者の身になって考え行動することです。もう一つは「脚下照顧に基づく現状否認の実行」です。自分の足元をもう一回見て、現状に甘んずることなく、もっといい方法はないか考える。今が十分とせず、もう一歩踏み出し改善していこうという考え方です。この2つの考えに基づいて、ぜひ大いに語り合いましょう。どんな技術を実現したいかを。そして、どんどんチャレンジしていきましょう。失敗を恐れて、何もしないでは、成長はありません。夢に向かってチャレンジし、失敗から学び、決して諦めず、そして最後には、生活者のためになる「生産技術」を実現していきましょう。

現場で活躍するエンジニアインタビュー

※登場している社員の役職・所属部署は、2018年度現在のものです。

01
機械をまわすのも、直すのもエンジニアの腕次第。
工場立ち上げから稼働まで幅広く携われる環境が魅力的。
清原 拓弥生産企画部 生産技術課 主任
清原 拓弥生産企画部 生産技術課 主任

実は、ミツカンはたくさん機械いじりが出来る会社だった

2007年から10年間、三木工場で納豆製造をしていましたが、現在は、本社の技術課で、新たな設備や工場の増産を検討する役割を担っています。
それまで納豆工場しか知らなかったため、「工場をうまく回すこと」しか考えていませんでした。本社勤務を通じて全工場を俯瞰的に見るようになり、自分自身の視野を広げるきっかけになったと思います。

何かを触って、直して、壊して、という機械いじりがもともと好きだったために、食品業界に就職してミツカンの食品工場で働くことは想像していませんでした。
しかし、食品製造というのは、すべての工程でさまざまな“機械”を使っているので、直接機械に触りながらやりたかったことが出来て、自分にとってとてもよかったと感じています。

仲間と、よりよいものを追及し続けたい

ミツカンという会社はコミュニケーションが活発な会社です。自分自身も、日頃から伝えたいことはしっかりと相手に伝えることを心がけています。

現在取り組んでいる“生産効率を上げる仕事”とは、問題点を正しく見て、理解し、把握したうえであるべき姿について考え、ギャップを埋めることだと捉えています。「事実をきちんと定量的に押さえること」は難しいことですが、仕事を成功させるために重要なことです。設備的な技術力はもちろんですが、想像力や新たな技術の情報収集力は、仕事に欠かせない能力です。現状を直視し自分たちのやっていることや設備が、ベストと考えるのではなく、絶えずよりよくするために「もっと別の新たなものがあるのではないか?」と想像することが重要だと考えています。

私が仕事で大切にしているのは一緒にやっていく仲間です。一個人では達成できないことが多いからこそ、チームで考えてアイデアを出し合うことが必要なのです。
ミツカンは、どんどんチャレンジできる環境が整っています。それはとてもありがたいことだと感謝しつつ、これからももっとチャレンジしていきたいです。もし、また会社を選ぶ機会があったとしたら、私は迷わずミツカンを選ぶと思います。

02
生き物を扱う発酵技術の設備はむずかしい。
だからこそやりがいがある。
新井 一成栃木工場 生産技術課 主任
新井 一成栃木工場 生産技術課 主任

発酵技術を如何に機械でコントロールしていくか

ユーティリティー系を管理する工務チームと、設備関連を維持・管理する保全チームで構成される生産技術課で保全チームを担当しています。主な業務内容は、日々の設備管理や予算管理、また新たな設備の導入検討をおこなっています。入社時は醸造課に配属され、お酢の一番上流部分の原料処理を行なっていました。東京工場でお酢作りを学び、栃木工場で醸造工場の立ち上げに携わり、2010年から現在所属する生産技術課の保全チームに所属しています。

お酢を作る側から、設備を管理する側となり、ミツカンが誇れる技術は「発酵技術」だと再認識しました。食酢でも納豆でも「菌」を用いた食品づくりが自社の強みです。我々エンジニア側は、発酵技術を活かしながら、大量生産できる食品生産インフラを実現させるために、設備の入れ替えや改良に取り組んでいます。限られたリソースを駆使し、さまざまな創意工夫を行い効率的なインフラを実現させることはとても難しいことですが、エンジニアだからこそできる仕事であり、大きなやりがいがあります。

生産現場には、さまざまな工学知識が必要

昔は、原料液の表面を覆う酢酸菌の膜が空気に触れることによって発酵を行う表面発酵方式でお酢を作っていました。現在は技術が進み、オートメーションで酸素を液中の酢酸菌に直接供給し、効率的にお酢を作ることができるようになりました。一方で昔と違い、発酵の様子を直接目で見て確認することがなかなかできないので、さまざまな測定器から分かる数値をもとに、酢酸発酵の進捗状況を把握し、適切な発酵管理をしていく必要があります。タンクの中でどのようにお酢ができているのか、その原理を知っておく必要もありますが、醸造設備の仕組みを理解し正しく操作出来ないと、お酢は作れません。また、装置を扱うということだけでなく、装置の維持管理という点でも、工学系の知識をもったエンジニアは重要だと感じます。今は、どこもシステムで装置を制御する仕組みなので、プログラミングや情報処理能力も必要な知識ですね。また、生産技術の仕事は知識ももちろん重要ですが、好奇心をもって仕事に取り組む姿勢が特に大事だと思っています。

03
安心・安全を支えるのは、私たち機電系エンジニアの役割
寺田 翔平栃木工場 製品1課
寺田 翔平栃木工場 製品1課

身近なひとたちに、安心・安全を届けたい想いと責任感

栃木工場の製品課で、家庭用の製品を作るラインを担当し、製品の中身液を作り、充填ラインに送る工程を担当しています。全部で4ラインある家庭用商品の生産工程の進行状況を監視し、それらの設備の保全を担当することが主な仕事です。私は農化系出身なので、入社時は機械や電気の知識がほとんどなかったため、配属されてから機電系の技術を学び、原理も含めて先輩に教えてもらいながら知識を蓄積しているところです。

ミツカンで働くモチベーションの一つは「食品が好き」ということです。人の口に入る食べ物を作ることは、生命の維持につながります。毎日手にするものを作る食品メーカーの中でも、製品を作り供給するという核となる部分を担っていることにやりがいを感じています。人間の体の中に入るものを扱っているので、自分の家族や友人に「安全なものを作っている」と自信を持って言えるように、責任感を持って、仕事をしたいと考えています。

今やるべきことは知識を身につけること

ミツカンに向いている学生のタイプは「楽をするための苦労を惜しまない人」だと思います。生産が少しでも効率的に、楽になるように考え、難所があればその問題点をなんとかしたいと取り組み、エネルギーを注いで動ける人は、工場でとても頼りにされます。工場の供給能力を上げるために、柔軟かつ瞬発力をもって対応すること。どんな改善をすればいいか、或いはどんな設備を導入したらいいか、アイデアを出すこと。若手でも貢献できることはたくさんあり、実際に取り組むことで、よりミツカンの技術を学び活かすことが出来るようになって、仕事がどんどん面白くなります。

アイデアを出すためには、さまざまな知識が欠かせません。今、自分がやるべき重要なことの一つが、新しい設備や機械の知識を身につけることだと考えています。調味料業界トップクラスの高速充填機のライン管理に携わりながら、将来はミツカンの技術を担っていける人材になりたいと思っています。

VOICE 僕らが食品業界のミツカンを選んだ理由

ミツカンで働く機電系エンジニアたちは、ミツカンという会社をなぜ選び、どんな目標や夢があるのか。中堅&若手エンジニアの本音トークを通じて、ミツカンならではの社風をお届けします。

機電系エンジニア座談会Movie

「技術者にとってのミツカン。」

菊池 朗宜

「多少の失敗に目をつぶって
 やらせるくらいの大きさがある。」

菊池 朗宜

(機電系出身)
栃木工場 製品2課 課長

荒井 裕次

「自分の経験を生かした動作を
 組み込み、設備フローを設計できる。」

荒井 裕次

(機電系出身)
栃木工場 製品2課 主任

寺田 翔平

「食品メーカーの役割である
 “作って供給すること”を担っている。」

寺田 翔平

(農学系出身)
栃木工場 製品1課

古田 智博

「チャレンジする人には、
 みんなが協力してくれる環境がある。」

古田 智博

(農学系出身)
栃木工場 醸造課

※登場している社員の役職・所属部署は、2018年度現在のものです。

現場に根付く「2つの原点」

買う身になって
まごころこめて 良い品を
脚下照顧に基づく
現状否認の実行

お客様を第一に考え、社員一人ひとりが現状に満足することなく挑戦していく。
これが、ミツカンのものづくりのDNAです。

RECRUIT 採用情報

ここには、幅広く挑戦できる場所がある。
ミツカンは機電系エンジニアを求めています。

ミツカンは、長い歴史の中で、日本の食文化を支え続けてきました。ミツカンの技術者たちは、課題に向き合い、創意工夫し、いろいろなことに挑戦し、これからも進化し続けていきます。
ミツカンには、あなたの活躍するフィールドがあり、やりがいが詰まっています。

是非、私たちと一緒にミツカンで働きませんか?