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「カルシウム吸収の促進」「疲労回復のサポート」「高めの血中脂質(血中総コレステロール)の低下」については、ヒトでの検証が出来ていないなどの理由から、現在は食酢の健康機能としては訴求しておりません(2017年5月1日追記)

NEWS RELEASE

もくじ

06/06/02


夏バテ対策に疲労回復“酢タミナ料理”

管理栄養士・牧野直子先生オリジナル
夏におすすめのお酢レシピを紹介


〔トピックス〕
日本の高温・多湿が夏バテに影響
 

夏になると誰もが心配する“夏バテ”。夏バテの症状や原因について愛知学院大学 佐藤祐造(さとうゆうぞう)教授に伺いました。

お酢と糖分を一緒にとって疲労回復をサポート
  ミツカングループ本社中央研究所と名古屋大学の共同研究により、糖分と一緒にお酢(主成分の酢酸)を摂ると、エネルギーの源となるグリコーゲンの再補充が促進されて疲労回復が早くなることがわかっています。
■スタミナ食材とお酢を使って夏バテ解消!
  「酢タミナ料理」「黒酢にんにくしょうゆ」「スイーツ」レシピの紹介
  体力が衰えがちな夏場こそ積極的にお酢を取り入れたいもの。スタミナ食材にお酢を使ったヘルシー「酢タミナメニュー」や手軽で便利な「黒酢にんにくしょうゆ」を使ったレシピ、お酢を使ったデザート「スイーツ」を紹介します。

うなぎとトマトの黒酢炒め 冷やし中華 黒酢にんにくしょうゆごまダレ
※「酢的生活」は、(株)ミツカングループ本社の商標です。

夏バテは日本特有の気候がもたらす疲労感
お酢が疲労回復をサポート

 高温多湿の日本の夏は、疲労がたまりやすく、様々な体の不調“夏バテ”といわれる現象が起こります。この“夏バテ”について愛知学院大学心身科学部健康科学科 佐藤祐造(さとうゆうぞう)教授にうかがいました。

慢性的な疲労感  高温・多湿が夏バテの原因
一日の疲労は、適度な食事や睡眠によって解消されるものです。しかし、夏は暑さから発汗が多く体の脱水を招いたり、また寝苦しい夜が続くと睡眠不足になり体力を消耗します。 さらに、暑くて汗が出るからといって過剰な水分摂取は体の代謝のバランスを崩し、食欲も低下させます。食欲不振からあっさりした食事ばかりではスタミナ不足にもなるでしょう。
その結果“なんとなく体がだるい”“食欲がない”など、いわゆる“夏バテ”の状態となります。 そして、体の抵抗力が低下し、夏かぜや下痢など消化器系の病気にかかりやすくなるのです。
“夏バテ”にならないように酷暑をのりきるには、疲労をためないこと。当たり前のようですが、十分な睡眠と栄養をとり、体力や体の抵抗力を低下させないことがポイントです。

疲労回復の決め手はお酢
 

ミツカングループ本社中央研究所は名古屋大学佐藤祐造教授(現愛知学院大学)との共同研究で、エネルギーの源となるグリコーゲン(糖分が体内で変化したもので、筋肉や肝臓に蓄えられている)の再補充について以下のような実験を行い、糖分とともにお酢(主成分の「酢酸」)を摂ると運動により消耗されたグリコーゲンの再補充が促進されて疲労回復がさらに早くなることが明らかになっています

<ラットによる動物実験>
実験1:肝臓グリコーゲン 実験2:筋肉(ヒラメ筋)グリコーゲン
実験1:肝臓グリコーゲン 実験2:筋肉(ヒラメ筋)グリコーゲン
①ラットを運動させて、肝臓グリコーゲンをあらかじめ減少させる。
②運動終了後、「酢酸」、「グルコース」、「酢酸+グルコース」の飲料を投与する。
③投与後2時間後に、肝臓のグリコーゲン量を測定する。
①ラットを運動させて、筋肉グリコーゲンをあらかじめ減少させる。
②運動終了後、糖質をすべてグルコースにしたコントロール食と、これに酢酸を添加した試験食を与える。
③摂食開始2時間後に、筋肉のグリコーゲン量を測定する。
(実験1)Effect of acetate on glycogen replenishment in liver and skeletal muscles after exhaustive swimming in rats (Scandinavian Journal of Medicine &Science in Sports 11:33-37.2001)
(実験2)The Efficacy of Acetic Acid for Glycogen Repletion in Rat Skeletal Muscle after Exercise.(International Journal of Sports Medicine 23:218−222.2002)
<結果>
①肝臓グリコーゲンは、「酢酸」単体や「糖分(グルコース)」単体ではほとんど回復しなかったが、「酢酸+糖分(グルコース)」では最もすばやく回復した。さらに「酢酸+糖分(グルコース)」による蓄積量は「糖分(グルコース)」単体の約3.5倍だった。
②筋肉グリコーゲンは「糖分(グルコース)」単体でも回復したが、「酢酸+糖分(グルコース)」では「糖分(グルコース)」単体の約1.3倍の蓄積量だった。
このように、お酢(酢酸)と糖分の組み合わせが疲労回復のサポートに効果的なことから、料理やデザートに積極的にお酢をとりいれることがおすすめです。
また、お酢の酸味は人間の味覚や臭覚を刺激して脳の摂食中枢に働きかけ、唾液の分泌を促し、食欲増進にも寄与します。何かと疲れがたまりやすく、食欲が衰えがちな夏場には積極的に摂取したい食品といえます。


スタミナ食材とお酢を使って夏バテ解消!
〜「酢タミナ料理」「黒酢にんにくしょうゆ」「スイーツ」レシピの紹介〜


体を少し動かしただけで疲れやすい夏は、疲労回復をサポートしてくれるお酢を、料理やデザートで積極的にとりいれることをおすすめします。夏に定番のスタミナ食材も、お酢を加えて調理することでよりさっぱりおいしくスタミナアップが期待できます。また「スイーツ」は簡単につくれて子供から大人まで手軽に楽しめます。
管理栄養士の牧野直子先生に、夏をのりきるおかずからデザートまで簡単でおいしいお酢レシピを紹介していただきます。
夏をのりきるお酢メニューについて 
お酢のさっぱりした酸味は、食欲を高めてくれるので、夏バテ対策の料理にぜひ取り入れていただきたい食材です。料理の味付けにはもちろん、ドレッシングやたれに混ぜたり、デザートにかけたりするなどさまざまなレシピに手軽に使うことができます。スタミナがつくといわれる食材もお酢を使えば、さっぱりとよりおいしくいただけますし、その食材にふくまれるビタミンやミネラルなどの栄養素の働きを助けてくれます。デザートでは最後にお酢をかけるだけで、手軽に楽しく味わうことができます。 (管理栄養士 牧野直子)
ヘルシー“酢タミナ料理”
 

スタミナ食材にお酢を使った、疲労回復&スタミナアップメニュー。
食材のしつこさもお酢を使えばさっぱりおいしく料理できます。

 
うなぎとトマトの黒酢炒め
麻婆豆腐 黒酢風味
手作りの万能調味料「黒酢にんにくしょうゆ」を使ったレシピ
  黒酢としょうゆを合わせ、にんにくを漬けるだけでできる風味豊かな調味料は、しょうゆ代わりにいろいろな料理に使えます。
 
黒酢にんにくしょうゆ
冷やし中華
黒酢にんにくしょうゆごまダレ
豚肉とキャベツの
黒酢にんにくしょうゆ炒め
鶏のから揚げ黒酢
にんにくしょうゆ風味
フルーツを使った簡単“スイーツ”
  フルーツとお酢の甘酸っぱさがおいしいお酢デザート。お酢につけたり、かけたりするだけで、簡単にヘルシースイーツができます。
●クリーミーヨーグルトの甘熟りんご酢かけ
●豆乳白玉の甘熟黒酢かけ
●ドライフルーツのりんご酢漬け
 
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■ヘルシー酢タミナ料理
※レシピ監修・料理作製:管理栄養士 牧野直子先生

うなぎとトマトの黒酢炒め
うなぎはビタミンと良質なたんぱく質が豊富なため、少量で効率よく栄養素が摂れる食材です。トマトを加えることで全体に自然な甘みが出る上、しつこいうなぎもさっぱり食べやすくなります。
材料(4人分)
うなぎの蒲焼 2串分
(一口大に切る)
トマト 小2個
(くし型切り)
貝割菜 1/2パック
(根本を切る)
ごま油 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
黒酢

大さじ2


作り方 黒酢
[ 1 ]フライパンにごま油を入れて熱し、くし切りにしたトマトをいためる。
[ 2 ] 一口大に切ったうなぎを加えていため、材料がなじんだらしょうゆで味付けする。
[ 3 ] 最後に黒酢を加えて、味を調える。
※お酢はお好みで多めに入れてもおいしくいただけます。
 玉ねぎたっぷり黒酢牛丼


麻婆豆腐 黒酢風味
豚肉にはビタミンB1が豊富。さらに、ニンニクとねぎに含まれる香り成分アリシンがビタミンB1の働きを助け、食欲も増進してくれます。パンチのある食材には是非コクのある黒酢を使ってください。食材に負けない存在感を発揮します。
材料(4人分)
豆腐 1丁
サラダ油 大さじ1
豚ひき肉 100g
にんにく 1かけ
(みじん切り)
ねぎ 1/3本
(みじん切り)
[A]
   テンメンジャン 大さじ1
各小さじ1
塩、こしょう 各少々
[B]
   2/3カップ
酒・しょうゆ 各大さじ1
水溶き片栗粉 (片栗粉 大さじ1+水 大さじ2 混ぜ合わせる)
黒酢 大さじ2

作り方 黒酢
[ 1 ]豆腐は2センチ角に切って沸騰した湯で2分ほどゆで、ざるにあげて水気を切っておく。
[ 2 ] フライパンにサラダ油を熱し、にんにくを炒めて香りがたったらひき肉を加えてパラパラに炒める。
[ 3 ] [A]を加え、全体になじむまで炒める。
[ 4 ] [B]と豆腐を加えて2分くらい煮る。
[ 5 ] ねぎを加えてさっと混ぜ、水溶きかたくりこを回しいれとろみをつけ、最後に黒酢を回しかけ、すぐに火を止める。
野菜のカレー酢炒め

■手作り万能調味料「黒酢にんにくしょうゆ」を使ったレシピ
※レシピ監修・料理作製:管理栄養士 牧野直子先生

黒酢にんにくしょうゆ
こんな万能調味料があれば、つけダレ・隠し味にと重宝します。簡単なので常備しておくと便利です。
材料
黒酢 500ml
しょうゆ 250ml
にんにく 10片

作り方 黒酢
[ 1 ]ガラス瓶につぶしたにんにくを入れる。
[ 2 ] 黒酢としょうゆを注ぐ。
[ 3 ] 1日〜2日漬け込む。
※保存は冷蔵庫で、こまめに作って1週間くらいで使いきるのがよいでしょう。
 玉ねぎたっぷり黒酢牛丼

冷やし中華 黒酢にんにくしょうゆごまダレ
ごまだれはお酢の酸味をクリーミーにします。さっぱりとしたごまだれはドレッシングにしたり、しゃぶしゃぶのたれにしたりと使い勝手十分。
材料(4人分)
冷やし中華麺 4玉
[A]
   黒酢にんにくしょうゆ 大さじ4
練ごま 大さじ3
鶏がらスープ 1カップ
      
トマト 1個
(さいの目に切る)
きゅうり 1本(千切り)
鶏胸肉 1/2枚
(または焼き豚、ハムを細切りにしたもの)
もやし 100g
(ひげ根をとってゆでる)
錦糸卵 卵1個分
塩、こしょう、酒 少々

作り方 黒酢
[ 1 ] 鶏胸肉に塩、こしょうし、酒をふってレンジで蒸して細く裂く。
[ 2 ] 麺をゆでて冷水にとって冷ます。
[ 3 ] 麺を器に盛り、具をのせ、[A]のタレをかける。
野菜のカレー酢炒め

豚肉とキャベツの黒酢にんにくしょうゆ炒め
豚肉にはビタミンB1が豊富。黒酢にんにくしょうゆは最後の仕上げにいれると風味豊かに味わえます。
材料(4人分)
豚ももうす切り肉 300g
(一口大に切る)
塩、こしょう、酒 少々
キャベツ 大3枚(芯はつぶし、一口大にちぎる)
ごま油 大さじ1
黒酢にんにくしょうゆ 大さじ3
あらびきこしょう 少々

作り方 黒酢
[ 1 ] 豚肉に塩、こしょう、酒をまぶし10分ほどおく。
[ 2 ] ごま油の半量で肉を炒めてとりだし、残りの油でキャベツを炒めてしんなりとしたら肉を戻す。
[ 3 ] 火を止め、黒酢にんにくしょうゆを回しいれてさっと炒め、あらびきこしょうを振る。
野菜のカレー酢炒め

鶏のから揚げ 黒酢にんにくしょうゆ風味
最初にお酢の入った調味料に浸しておくことで、お肉の臭みがなくなり柔らかくジューシーに仕上がります。 にんにくの風味とお酢の酸味で、しゅうゆの使用量を減らすことができ、減塩にもなります。
材料(4人分)
鶏もも肉 400g
(一口大に切る)
黒酢にんにくしょうゆ 大さじ3
片栗粉・小麦粉 適宜(同割であわせたもの)
卵 (わりほぐす) 1個
揚げ油 適宜
レタス など 適宜

作り方 黒酢
[ 1 ] 鶏肉に黒酢にんにくしょうゆをかけて10分ほどなじませる。
[ 2 ] [ 1 ] の汁気をふいて片栗粉と小麦粉をあわせたものをつけ、卵をくぐらせて揚げる。
[ 3 ] レタスと[ 2 ] を盛り合わせる。
※黒酢にんにくしょうゆをそのまま“つけダレ”として利用できます。
野菜のカレー酢炒め


■フルーツを使った簡単“スイーツ”
※レシピ監修・料理作製:管理栄養士 牧野直子先生

<甘熟発酵酢を使用した“スイーツ”>
甘熟発酵酢「甘熟黒酢」・「甘熟りんご酢」は、原料をたっぷり贅沢に使用し、お酢を作るための「酢酸菌」を選りすぐり、発酵方法も工夫することで、素材本来の“甘み”と“香り”を引きだした100%醸造酢です。今までのお酢にはないほどの“甘み”と“香り”を「糖類」・「甘味料」・「香料」などをいっさい加えずに実現しました。デザートの仕上げにかけるなど、お酢の新たな使い方が拡がります。

クリーミーヨーグルトの甘熟りんご酢かけ
事前にヨーグルトの水切りをしておきましょう。一手間かけることで、甘熟りんご酢のコクがしっかり味わえます。ベリーの甘みと酸味が、りんご酢との相性もよいでしょう。
材料
ヨーグルト 1パック
(500ml)
ベリー類
(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリーなど)
適宜
甘熟りんご酢 大さじ4
※一般のりんご酢を使う場合は、お好みではちみつを加える。

作り方 黒酢
[ 1 ] ヨーグルトはキッチンペーパーをしいたざるに空けて30分以上置き、水気をきる。
[ 2 ] ヨーグルトを器に入れて、ベリー類を盛る。
[ 3 ] 甘熟りんご酢をかける。
 玉ねぎたっぷり黒酢牛丼

豆乳白玉の甘熟黒酢かけ
豆乳で練った白玉はもっちりとした食感に仕上がります。豆乳の代わりにオレンジジュースやグレープジュースを使えばカラフル白玉の出来上がり。お子さんと作るのも楽しいですね。
材料(4人分)
豆乳 1/2カップ
白玉粉 120g
フルーツミックス缶 2缶(390g)
フルーツのシロップ 適宜
甘熟黒酢 大さじ6〜8
ミント(飾り) 少々
※一般の黒酢を使う場合は、お好みで黒蜜を加える。

作り方 黒酢
[ 1 ] 白玉粉に豆乳を加えて耳たぶくらいの柔らかさに練る。
     ※水分が足りなければ水を適宜足す。
[ 2 ] [ 1 ]を小さく丸めて沸騰した湯でゆで、浮いてきたらさらに1分ゆでて冷水にとって冷まし、水気をきる。
[ 3 ] [ 2 ]にフルーツミックスとシロップを合わせ、器に盛る。
[ 4 ] 甘熟黒酢をかけ、ミントを飾る。
野菜のカレー酢炒め

<通常のりんご酢を使用した“スイーツ”>

ドライフルーツのりんご酢漬け
ドライフルーツと一緒に漬けることでお酢にフルーツの甘みが出てくるので、シロップをサイダーで割ったり、ソースやドレッシングの隠し味としても使うことができます。
材料(4人分)
ドライフルーツ 400g
(レーズン、ドライマンゴー、あんずなど)
りんご酢 2カップ

作り方 リンゴ酢
[ 1 ] 保存ビンにドライフルーツを入れてりんご酢をひたひたに注いで半日くらい漬ける。
使い方
漬けたフルーツは、ヨーグルトやアイスクリーム、カテージチーズなどに添えたり、パンケーキやスコーンにホイップクリームやクロテッドクリームとともに。アイスティやホット紅茶に加えてもよいでしょう。
野菜のカレー酢炒め

お酢の消費が一番多いのは夏!?
1年のうちで一番お酢が購入されるシーズンは夏です。
夏は気温や湿度が高く、さっぱりしたものが食べたくなるのでお酢を使うメニューの回数が増えます。また、夏バテの影響で食欲増進や疲労回復サポートなど、お酢を摂りたくなる意識が高まってくるのもこの季節。
さらに、夏は昔からの知恵でお酢の防腐静菌効果を利用される季節でもあります。
そのため、お酢の消費量は夏に一番多くなるのです。
食酢関連市場推移データ (2005年、月別、相対比)
※(株)インテージ SCIデータより推計 ミツカン食酢定義
2005年1月の売上を100とした相対比で表示。