素材の長所を引き出す力
酢はおいしさに欠かせない調味料です。
素材に合わせて酢を使うと、色味や食感など、素材の長所を引き出し、お料理をおいしくする効果があります。
酢の「引き出す力」が毎日の食卓を豊かにしてくれます。
ゴボウやレンコンの変色を防ぎ、
お料理を色味よく見せるには?
ゴボウやレンコンの変色を防ぎ、
お料理を色味よく見せるには?
アクの強い野菜をゆでるときにはお酢
ゴボウやレンコンなど、アクの強い野菜は、水にさらした後、ゆでるときにお酢を加えると更に白く仕上がります。
お料理全体の色味をきれいに見せることができます。
みょうがやしょうが、カリフラワーなど、
お料理を色よく仕上げるには?
みょうがやしょうが、カリフラワーなど、
お料理を色よく仕上げるには?
素材によって、お酢を加えることで色をあざやかに
しょうが・みょうが酢づけにするときれいなピンク色に。
カリフラワーお酢を加えると白くゆであがる。
ラディッシュ・紫キャベツサラダなど、ドレッシングであえると、あざやかな赤色に。
里芋のぬめりとりには、
2Lのお湯にお酢大さじ2杯を加えて下ゆでを
里芋のぬめりとりには、
2Lのお湯にお酢大さじ2杯を加えて下ゆでを
里いも料理をよりおいしく!ぬめりとりにはお酢が効果的
お酢には里いものぬめりをとるという効果があります。ぬめりの成分である糖タンパク質がお酢によって沈殿するからです。2Lのお湯にお酢大さじ2杯を加え、里いもを4~5分ゆがいて水にさらします。
こうして下ゆですると、調味料を入れて煮込む際に吹きこぼれにくくなり、箸でつかむ際にもすべりにくくなります。
じゃがいも、レンコンのシャキシャキ食感を
アップさせるには?
じゃがいも、レンコンのシャキシャキ食感を
アップさせるには?
お酢を入れてゆでるとシャキシャキの食感に
じゃがいもやレンコンなどの野菜は、ゆでるときにお酢を加えると野菜中のペクチンの分解が抑制され、食感が変化するので、サラダなどにおすすめです。
じゃがいもは水500mlにお酢小さじ1杯を入れてゆでるとシャキシャキに。
レンコンは水600mlにお酢大さじ1杯を入れてゆでると白くシャキシャキに。