Career
前職では、食品工場にて、主にライン増設や新工場建設、立ち上げの業務に携わる。
田澤 一孝
2000年入社
生産技術課
前職では、食品工場にて、主にライン増設や新工場建設、立ち上げの業務に携わる。
私が所属する生産技術課では、工場稼働に必要なエネルギーの供給を支える仕事をしています。生産現場に必要不可欠なライフラインともいうべき機械や配管に異常がないか点検し、何か問題が生じれば復旧、改善を行う毎日です。元々生産課の職員として、生産ラインのオペレーターをしていた時、考えていた効率化すべきポイントや、現在の現場の声、課題を基にしながら、効率改善を会社に提案することもあります。より安全で効率的な生産環境の実現、その結果としての商品の品質向上を目指し、知恵を絞りながらアイデアを具現化することに、楽しさとやりがいを感じています。
今の問題点を的確に認識して、「現状」と「あるべき姿」とのギャップをしっかりと考えながら行動するのが重要だと考えています。例えば、食品を扱う配管がよく詰まるという問題があり、定期的に配管を洗浄する必要がありました。そこで「こんな方法で効率的に洗浄が行える洗浄装置ができないか」と機械メーカーさんに相談して機械を開発し、さらに専用の洗剤も必要だと考え、洗剤メーカーさんに依頼し洗浄の仕組みを構築しました。自分で考え自分で行動し、それを助けてくれる仲間と共に情報交換をしながら、日々「あるべき姿」を追い求めています。
朝礼にて当日の大きな対応などを確認。また、前日の業務で安全・品質に問題がなかったかをデータで確認します。
機械の稼働状況を確認し、課題解決に向けた対応を進めます。
食事を取った後に仮眠をし、頭をスッキリさせてから午後の業務に取り組みます。
課題の推進に向けた打ち合わせを行います。
日報を作成し、業務終了です。
現状の生産現場では、経験豊富な社員は感覚で簡単にできてしまう作業も、あまり経験がない社員にとっては難しいということがあります。「この人にしかできない」といった属人的な業務を、誰でも簡単に扱えるようなものに変えていくことで持続可能な環境、サステナブルな体制の構築を推進したいです。入社から長い年月が経ちましたが、これからも知識を身につけながら、AIなどの最新技術も用いた取り組みを模索していきます。毎日の作業を安全でより効率的なものに変えていくことが、私の使命です。これからも「仕事は楽しく!」をモットーにしながら、日々の業務に邁進していきます。