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2018年度 ミツカングループ決算概要について


2019年6月6日
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2018年度 ミツカングループ決算概要について

〜食酢・納豆好調により、日本+アジア事業は4年連続増収、過去最高売上を更新〜

ミツカングループの2018年度(2018年3月〜2019年2月)決算概要は以下のとおりです。

ミツカングループ

区分 業績 前年度比 (2017年度金額)
売上高 2,446億円 100.6% 2,432億円
経常利益 130億円 86.7% 150億円
償却前営業利益(EBITDA) 312億円 89.6% 348億円

エリア別

区分 業績 前年度比 (2017年度金額)
日本+アジア事業売上高 1,206億円 103.9% 1,160億円
北米事業売上高 1,089億円 97.8% 1,114億円
欧州事業売上高 150億円 95.6 % 157億円

国内セグメント別

区分 業績 前年度比 (2017年度金額)
家庭用売上高 948億円 104.7% 905億円
  食酢 268億円 116.4% 230億円
ぽん酢 151億円 95.7% 158億円
つゆ・鍋つゆ 169億円 98.9% 171億円
納豆 251億円 107.3% 234億円
業務用売上高 239億円 101.2% 236億円

注) 金額は純額表示

1.ミツカングループ業績概況

2018年度のミツカングループ合計売上高は、前年から0.6%増、13億円増の2,446億円となり、2017年度に続き、2年連続の増収となりました。北米事業、欧州事業の売上高が前年を下回ったものの、国内事業の食酢、納豆が過去最高売上を達成し、日本+アジア事業が4年連続増収で、過去最高売上を達成したことにより、グループ全体では前年を上回りました。また、海外売上高比率(グループ合計売上高に占める北米、欧州、アジアの売上)は約51%となりました。

経常利益は前年から13.3%減、20億円減の130億円となり、2015年度以来、3年ぶりの減益となりました。要因は、国内事業は好調であるものの、将来の成長のための先行投資、ならびに、北米事業での売上減収や原料費・労務費・物流費の増加によるものです。償却前営業利益(EBITDA)は前年から10. 4%減、36億円減の312億円となりましたが、引き続き高い水準でキャッシュの創出力を維持しています。

2.ミツカングループの中期経営計画

ミツカングループは、本年度より新しい中期経営計画(2019年度〜2023年度)に取り組んでおります。前中期経営計画(2014年度〜2018年度)においては、3つの方針「付加価値と経営品質の向上を伴った成長の実現」「環境変化対応力の向上」「グローバルな成長を支える基盤の構築」を掲げて取り組んでまいりました。結果として、海外ブランド買収などによりグループ合計売上高はこの5年間で約1.5倍となり、また、海外売上高比率は5割を超えました。また、国内事業においては、主力セグメントとなる家庭用の「食酢」、「納豆」、「つゆ・鍋つゆ」、「ぽん酢」をすべて成長させることができました。

新中期経営計画においては、次の3つの方針を掲げております。

① 「新たな成長戦略の構築」

徹底した生活者基点で、自然素材のおいしさを引き出す技術により、おいしさと健康が一致する商品を生み出してまいります。

② 「デジタルを活用した変革」

デジタルを活用して生活者とより一層のコミュニケーションをはかり、また、組織間の壁を壊し、サプライチェーン構造も変えて、提供価値の最大化をはかります。

③ 「ミツカンらしさの浸透」

「SENOBIの考え」と「人の成長が資産の考え」のもと、「自分の仕事を周りに伝える」を実践し、事業や業務の見える化をはかります。そして、グローバルに機能を一体化しグループ融合を進めていきます。

3.「ミツカン未来ビジョン宣言」と「ZENB initiative(ゼンブ イニシアティブ)」の取り組みについて

ミツカングループは、10年先の未来へ向けて、「ミツカン未来ビジョン宣言」を2018年11月に策定いたしました。「ミツカン未来ビジョン宣言」では、「人と社会と地球の健康」「新しいおいしさで変えていく社会」「未来を支えるガバナンス」の3つのビジョンを掲げています。

そのうちの「人と社会と地球の健康」「新しいおいしさで変えていく社会」を推進していくために、様々な分野のプロフェッショナルな方々と、共に実現していくための取り組み「ZENB initiative」を開始いたしました。

また、2019年3月には、「ZENB initiative」の取り組みから生まれた新ブランド「ZENB(ゼンブ)」を立ち上げました。「ZENB」ブランドの第一弾として、植物を、普段利用している部分だけでなく、可能な限りまるごと全部使用した、素材まるごとの栄養をおいしく食べることができる商品(「ZENB STICK」、「ZENB PASTE」)の販売を専用ECサイトとMIZKAN MUSEUMで開始しました。

今後もミツカングループは、「買う身になって まごころこめて よい品を」、「脚下照顧に基づく現状否認の実行」を永遠に守るべき2つの原点とし、グローバル展開を推し進めながら、環境変化に対応し、「ミツカンらしい経営による永続的成長」を目指していきます。

4.各事業エリアの概況

<北米事業>

北米事業の売上高は、前年比2.2%減、25億円減の1,089億円となり、為替影響を考慮しても、2016年度以来、2年ぶりの減収となりました。
パスタソース事業については、店頭での販売は好調であり、市場全体の伸長率を上回っています。一方で、得意先との取り組みを強化するために、販売費への配分を増やしたことにより、当社の売上高は前年を下回りました。また、食酢事業については、市場が前年から縮小しましたが当社売上高としては前年を維持できています。

2019年度は、米国市場における「リアル&フレッシュ」と呼ばれる消費トレンドに対して、「おいしさと健康」をキーワードに取り組みを進めております。「リアル&フレッシュ」とは、添加物をできるだけ使わず、自然由来のものを重視するというもので、ミレニアル世代がこのトレンドを牽引しています。2018年度に発売したパスタソース「RAGU Simply(ラグー シンプリー)」はこの考え方に基づく商品で、砂糖不使用でオイルはオリーブオイルのみを使用しています。商品の回転やリピート率も高く、お客様に高く評価されており、今後も注力してまいります。

<欧州事業>

欧州事業の売上高は、前年比4.4%減、6億円減の150億円となり、為替影響を考慮しても、2016年度以来、2年ぶりの減収となりました。要因は、採算性の低いプライベートブランド商品の売上を政策的に減らしたことと、主力ブランドであるスィートピクルスの「Branston(ブランストン)」と食酢の「SARSON’S(サーソンズ)」のそれぞれの市場が縮小したことによるものです。日本食ビジネスについては、日本食レストランの増加などにより市場が成長する中、すし酢などが好調であり、二桁成長しています。

2019年度は、引き続き、好調な日本食ビジネスを伸ばしつつ、ブランドビジネスを強化してまいります。

<日本+アジア事業>

(1)2018年度総括

2018年度の日本+アジア事業の売上高は、前年比3.9%増、45億円増の1,206億円となり、2015年度から4年連続増収で過去最高売上を更新しました。

家庭用の売上高は、前年比4.7%増の948億円となり、食酢と納豆が過去最高売上を更新しました。生活者の健康意識の高まりに対して、お客様のニーズに合う商品・メニューを提案し、更なる成長を達成いたしました。また、業務用の売上高は、前年比1.2%増の239億円となりました。

食酢は前年比16.4%の二桁増となり、2015年度から4年連続で前年を上回り、過去最高売上を更新しました。食酢の健康機能をTVCMに加え、HPや新聞、WEB動画、交通広告など様々な施策を通じて訴求したことにより、需要が活性化されました。手軽にお酢を飲める食酢飲料が大きく伸張したこと、調味酢「カンタン酢」も大きく伸張したことが要因となっています。特に、食酢飲料は、ホテルの朝食向け、酒の割り材向けなどの需要もあり、業務用でも大きく伸長しています。

納豆は、昨年に引き続き、前年比7.3%増で過去最高売上を更新しました。主力商品の「金のつぶ パキッ!とたれ とろっ豆」が前年比11.5%増、「金のつぶ たれたっぷり!たまご醤油たれ」が前年比10. 1%増と大きく拡大できたことが要因です。

つゆについては、市場自体はここ数年縮小が続いていますが、前年比1. 1%増と伸張しています。主力の「追いがつおつゆ」では、つゆを牛乳とあわせ、パスタやスープに使う「つゆボナーラ」「つゆポタージュ」といった新しいメニュー提案を実施し、ブランドの活性化につなげました。また、料理を本格的に楽しむ層に対して提案した「PIN印」というこだわりのブランドで発売した「八方だし」が売上の上乗せとなりました。

(2)2019年度取り組み方針

2019年度につきましては、「ミツカン未来ビジョン宣言」を具体化していく開始年となります。「おいしさと健康の一致」を目指した商品開発に取り組むと同時に既存商品のコミュニケーションも刷新してまいります。

食酢は、健康機能訴求を継続する一方で、新たなコミュニケーションを展開していきます。お酢を飲む機会を「朝」「お風呂あがり」「ちょっと一息つく瞬間」など具体的に提案し、食酢飲料のおいしさやすっきりリフレッシュできる価値をお伝えしてまいります。
2019年春の新商品として「ヨーグルト黒酢」を発売し、新たなおいしさの提案を強化してまいります。また、売上好調の「カンタン酢」についても、引き続き、使い方提案を強化していきます。「ピクルス」などのメニューに加え、若年のお客様をターゲットにした「おかずメニュー」なども提案していきます。また、好調な業務用食酢飲料についても、引き続き強化してまいります。

ぽん酢は、主力商品「味ぽん」のコミュニケーションを強化してまいります。「味ぽんと水」や「味ぽんとトマトジュース」を1:1でミックスして調理する「チンゲンサイと豚のさっぱり角煮」や「ナスとひき肉のさっぱりトマト煮」などのメニューを提案していきます。生活者と一緒にメニューを開発していく取り組みなどを通じて、味ぽんを使った新たなメニューを創造し、おいしさ・楽しさをお客様にお届けしてまいります。

つゆは、主力商品「追いがつおつゆ」のメニュー提案を強化していきます。「追いがつおつゆ」が和風料理だけでなく洋風料理にも使えることを訴求するため、「追いがつおつゆ2倍とケチャップ」を2:1でミックスして作るメニュー「彩り野菜のつゆうまポークチャップ」を提案してまいります。

「PIN印」ブランドについては、2018年発売の「八方だし」の強化を図るため、1Lに加えて500mlサイズを追加発売し、トライアルの促進をはかってまいります。また、「PIN印」ブランド第2弾として、2019年春に「贅沢濃厚ごまだれ」を発売いたしました。

納豆につきましては、「金のつぶ パキッ!とたれ とろっ豆」、「金のつぶ たれたっぷり!たまご醤油たれ」の更なる定着化を図ってまいります。また、たれ袋とからし袋の開けにくさといったお客様の不満を解決するために、押すだけで出せる添付品袋「押すだけプシュッ!と」を開発いたしました。この「押すだけプシュッ!と」は、2019年春の新商品「金のつぶ 押すだけプシュッ!と 金の熟成」や、既存商品の「金のつぶ 梅風味黒酢たれ」などに導入しており、ご好評いただいております。