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04/03/31 |
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■骨折率が増加 「最近の子どもたちの骨はもろくなっているのでは?」と言われるが、本当にそうなのだろうか?その実態を探ってみた。 学校の管理下以外で主にスポーツ活動をする人たちの保険業務を扱う「スポーツ安全協会」(文部科学省認可の公益法人)の1982年と1996年の統計報告「スポーツ等活動中の傷害調査」から6〜15歳の骨折率を比較してみると、6〜10歳の女子は0.07%から0.13%で2倍弱、11〜15歳の女子も0.16%から0.31%と2倍弱に増え、男子も11〜15歳では0.37%から0.65%と1.5倍強増えている〈表1〉。
■ケガのナンバーワンが「骨折」 さらに1996年の傷害の内訳を見ると、6〜10歳では1位が骨折で39.3%、2位が捻挫で21.8%、3位創傷12.2%となり、いわゆるケガの約4割弱は骨折となっている〈図1〉。11〜 15歳もほぼ同様の順位で、1位骨折42.7%、2位捻挫23.7%、3位打撲9.6%で約4割強が骨折である〈図2〉。ここでも骨折の多さが目につく。
■カルシウムが最も必要な子ども時代 1〜70歳以上の各年齢層において、骨の原材料とも言えるカルシウムを最も多く摂取しなければならないとされているのが「7〜19歳の層」であり、国の定めた栄養所要量(最低限摂取すべき量)では、1日に700r強の摂取が必要とされている〈次頁表2〉。 (平成13年国民栄養調査より) 骨粗鬆症の予防啓発活動を行なっている骨粗鬆症財団では、子どもは栄養所要量の倍に当たる1500r/1日摂取を目標とすべきとしている。 (骨粗鬆症財団「骨粗しょう症ハンドテキスト」より) 7〜14歳の層では、摂取量は所要量を超えている。しかし、15〜19歳の層は、昼食が学校給食から弁当に変わる影響からか、急激に摂取量が減る〈次頁表3〉。
■骨格形成は中学時代 子ども時代のカルシウム所要量を多く設定するのは、骨量のピークが20歳前後であり、それまでにしっかりと骨量を増やしておくことが重要であるからだ。(骨粗鬆症財団「骨粗しょう症ハンドテキスト」より抜粋)20歳以降には骨量は増えにくくなるため、その後は骨量を減らさない生活を心がけることが骨粗鬆症予防に重要であるといえる。ピーク時の骨量を多くしておかないと、高齢になった時に、骨粗鬆症の危険ゾーンに入りやすくなってしまう〈図3〉。 骨量のピークは20歳前後だが、その骨量を保つための骨格を作るのは中学生時代である。いわば、中学生時代が、その後の一生の骨の健康を決めてしまうと言っても過言ではない。男子は13〜17歳、女子は11〜14歳に、体の中心を構成する大切な骨、腰椎骨や大腿頸部骨が形成される。中学生の骨格は、小学生時代の骨形成の上に成り立つのであり、子ども(小・中学生)時代が骨にとって大切な時期なのである。
■カルシウムが骨になるには、ビタミンD、ビタミンK2の働きが必要 骨はたえず新陳代謝を繰り返しており、骨から離れていくカルシウムがくっつくカルシウムよりも多い状態が続くと、骨量が減り骨が弱くなる。骨量を保つには、摂取したカルシウムが吸収され、骨に形成されなければならないが、食品から摂取したカルシウムの体内への吸収率を高める栄養素がビタミンD、体内のカルシウムを骨に定着させるのを手助けする栄養素がビタミンK2である。ビタミンK2は、カルシウムを骨にくっつける働きをする「骨たんぱく質(オステオカルシン)」を活性化させる。 活性化された「骨たんぱく質」はカルシウムと結合し、ハイドロキシアパタイトと呼ばれる結晶のカルシウムに吸着して、骨中に取り込まれることがわかってきている。 また、カルシウムが骨に定着するには、栄養だけではなく、適度な骨への負荷が必要で、骨粗鬆症財団では1日15000歩程度の運動を推奨している。
■健康な骨をつくるカルシウム 日本人の平均摂取量が平均所要量を1度も満たしたことのない唯一の栄養素である。体内のカルシウムの99%は骨と歯にある「貯蔵カルシウム」、1%が血液や筋肉などにある「機能カルシウム」である。 神経のいらだち抑制、心臓を正常に動かすなど生命維持に必要な血液中や筋肉中のカルシウムが必要量より減少すると、各種ビタミンやホルモンが骨や歯からカルシウムを取り出そうと働くので、常に必要量を摂取していないと骨や歯がもろくなる可能性がある。 また、体内への吸収率が低い栄養素であり、牛乳や乳製品で約40〜50%、小魚で約30%、野菜では20%程度とされている。許容上限摂取量は2500rなので取り過ぎによる心配はまずないと考えられる。 多く含む食品は牛乳、チーズなどの乳製品、わかさぎやいわしなど頭ごと食べられる小魚類、小松菜、大根葉など。納豆でも1パック(50g)で約45rのカルシウム摂取ができる。 ■カルシウムの体内への吸収をコントロールするビタミンD ■カルシウムの骨への定着を助けるビタミンK2 ■納豆には骨の栄養素が勢揃い
株式会社ミツカン(本社:愛知県半田市)が2000年9月より発売を開始した「金のつぶ 許可の理由は「納豆菌の働きにより、ビタミンK2を豊富に含み、カルシウムが骨になるのを助ける骨たんぱく質(オステオカルシン)の働きを高めるように工夫されている」というものである。従来より健康食品として定評のあった納豆に、"骨にいい"という特長が加わり、発売後約3年半で5億5千万食を売上げるヒット商品となっている。 当社では、納豆の「ビタミンK2」が、カルシウムが骨になるのを助ける「骨たんぱく質(オステオカルシン)」の働きを高めることを明らかにする研究と並行して、「ビタミンK2」を通常よりも豊富につくりだす納豆菌の探求に取り組み、約20,000種類ある納豆菌の中から理想的な納豆菌(Bacillus subtilis OUV23481株)を見つけだし、それを用いて「ビタミンK2」を通常の1.5倍以上含む納豆=「金のつぶ『ほね元気』」を開発した。
紙面掲載の際にお問い合わせ先を記載いただける場合には (株)ミツカンお客様相談センター TEL:0120−271164 でお願いいたします。 |
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