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廃棄物の削減と再資源化

廃棄物削減の基本は、3R(リデュース・リユース・リサイクル)です。
ごみの減量を進め、ごみの焼却や埋立て処分による環境へのマイナス影響を緩和し、地球資源を有効に繰り返して使う3R活動に積極的に取り組んでいます。

産業廃棄物量の推移

廃棄物の発生抑制に取り組むとともに、発生したものについては徹底的に有効活用することを目指しています。

産業廃棄物量の推移

工場全体では、排出量(12,580トン)が前年(13,991トン)より10.1%減少しました。工場では、99.9%以上が再生利用されております。

廃棄物量は、製品廃棄が最も多くなっています。これについては販売予測精度を向上させ、返品の削減および適正在庫に努めると共に、再生処理を進めています。
総リサイクル率は前年より0.9%低下し、88.4%となりました。
工場全体では、排出量(12,580トン)が前年(13,991トン)より10.1%減少しました。工場では、99.9%以上が再生利用されております。

廃棄物の発生抑制

物流活動

保管や輸配送の過程で、荷扱いの不良や不可抗力で廃棄をせざるを得ない商品が発生することがあります。2009年度より新たに目標を定めています。汚破損の発生率は、3項目のいずれについても目標を達成することが出来ませんでした。倉庫内、船積作業中の荷扱い不良による落下破損、雨濡れ汚損などが主な要因です。今後につきましては、さらに各種ルールの整備を進め、取り組みを進めてまいります。

汚破損の発生率

項目 中期計画目標(2013年度) 2010年
倉庫内汚破損 常温品 6.50ppm 目標 6.50ppm
実績 7.12ppm
輸送中汚破損 常温品 30.0ppm 目標 50.00ppm
実績 51.98ppm
チルド品 2.00ppm 目標 2.49ppm
実績 4.22ppm

販売活動

チルド事業における未出荷ロスの削減

お客さまの手に渡ることなく廃棄される商品量を減少させる取り組みに積極的にチャレンジしています。
チルド品は、あまり日持ちがせず冷蔵を要する日配品です。これらは受注と出荷とのリードタイムが短いため、一部は見込み生産とならざるを得ません。2010年度は、2009年度後半から販売を開始した新規ブランドの影響がありました。しかし生産部門と販売部門が連携し、出荷予測の精度をアップさせた結果、目標(0.31%)にはわずかに及びませんでしたが、なんとか例年と遜色の無いレベルは維持できました。今後も未出荷ロス削減に向けての取組みを継続してまいります。

チルド事業未出荷ロス推移

2010年度は、目標(0.31%)にはわずかに及びませんでしたが、なんとか例年と遜色の無いレベルは維持できました。

家庭用(常温品)及び業務用の返品率の削減

返品は環境に負荷を与えるばかりかコストにも悪影響を及ぼします。
常温品は、販売予測にもとづき生産計画を立てて在庫を保有します。廃棄せざるを得ないものとは賞味期限が近づいたもの、一旦、お取引様に売上げたものの返品(賞味期限が間近。業務用にあってはメニュー変更等)となったものなどです。販売予測精度の向上と共に、お取引様にもご理解を頂きながらこの削減に取り組んでいます。
返品率の削減は毎年、前年度実績を上回らないように目標を定めており、家庭用、業務用共に好成績を上げました。

返品率(対総売上金額)の削減

  2007年 2008年 2009年 2010年
家庭用
(常温品)
目標 0.43% 0.37% 0.27% 0.25%
実績 0.37% 0.27% 0.25% 0.21%
業務用 目標 0.27% 0.21% 0.21% 0.15%
実績 0.21% 0.21% 0.15% 0.12%

*業務用に関しては10年度報告(09年度実績)より集計方法を見直しています。

再資源化の取り組み

生産活動で生じる副産物や廃棄物を有効活用し、廃棄物を限りなくゼロに近づけることを目標に取り組んでいます。

生産活動

生産にともなうきめ細かな資材の調達に加え、副産物の発生抑制と徹底したリサイクルに取り組んだ結果、今年度も、全工場(常温品生産8工場およびチルド品生産4工場)でゼロエミッション※を達成しました。今後もこれを維持していきます。

※ゼロエミッション:当社では、ゼロエミッションを再資源化率99%以上と定義しました。

工場における廃棄物の排出量・再資源化量の推移

今年度も全工場でゼロエミッションを達成しました。

生産活動・販売活動

生産活動で発生する主な食品系廃棄物は、酢粕、醤油粕、かつお、こんぶ等のだしがら、廃棄豆などです。
また、販売活動では返品商品が主なものです。これらは、食品リサイクル法指定のリサイクル(用途は飼料・肥料及びメタン醗酵の原料など)を実施し、更なるリサイクル率の向上に努めています。
法令に基づき、2007年度からの実際の食品リサイクル率を記載しました。

排出元 食品リサイクル実施率( % )
2007年 2008年 2009年 2010年
常温品生産工場 70.8 74.1 82.3 83.2
チルド品生産工場 72.7 71.0 70.5 68.2
家庭用及び業務用製品販売事業 38.8 31.7 37.8 42.5

トピックス

ミツカンフレシア館林工場が館林市環境賞を受賞

ミツカンフレシア館林工場が、環境管理部門で2010年度の館林市環境賞を受賞しました。この賞は、館林市が、自然保護や安心して暮らせる環境づくりに貢献した個人・団体を顕彰するものです。
廃棄物として処分していた紙やプラスチック類の工場内分別を徹底することなどでリサイクルと再資源化を実行し過去5年間で廃棄物総量を58.4%削減しました。また熱源として用いているボイラーの効率を上げるため、エコノマイザーという装置を使って排熱を再利用するとともに重油をガスに切り替えるなど過去5年間で二酸化炭素排出量を27.9%削減しました。これらを中心とする、工場が継続的におこなってきた環境に配慮した取り組みに対して高い評価をいただきました。

表彰式

廃棄物の分別

エコノマイザー