
オフィスからは、主に電気、ガスなどのエネルギー消費とそれに伴うCO2の排出、さらには紙・ゴミの排出などの環境負荷があります。これらは生産活動から発生する負荷に比べると格段に少ないものの、無視することはできません。
当社では、「オフィス活動環境配慮ガイドライン」に基づき環境負荷の低減に取り組んでいます。
各オフィスではびん、缶、ペットボトル等の分別を実施しています。本社及び研究棟では、可燃ごみの再資源化率を、60%以上の目標で取り組んだところ、2010年度は77%に達しました。これは「焼却ごみが減少したこと」や「紙類の分別回収が定着したこと」によるものです。今後、一層の改善に努めていきます。
| 2007年 | 2008年 | 2009年 | 2010年 | |
|---|---|---|---|---|
| 資源化目標 | 60% | |||
| 資源化実績 | 59% | 56% | 72% | 77% |
1997年度より夏季の空調温度の設定管理と服装自由化(クールビズ)を実施し、冬季についても室温管理を積極的に行なっています。また、不要箇所の消灯のほか、業務の効率化による勤務時間の短縮にも取り組んでいます。
オフィス部門では、2009年度から、前年より1%以上ずつ電力を削減(2013年度に2008年度比電力量8%削減)することを目標として取り組みました。結果は、前年(2009年度)比0.3%削減にとどまり、目標は達成できませんでした(08年度比では、3.5%削減)。なお、本年度の全オフィスの総電力使用量は約510万kwhで、これをCO2量に換算すると1,923トン。前年より6トンの小幅な削減でした。記録的な猛暑の影響もあり、本社及び研究棟を含む多くのオフィスで夏場の空調による電力消費量が増加したことが大きな要因と考えられました。今後につきましては、業務の効率化による勤務時間短縮などの取り組みをより積極的に進めるとともに、一人ひとりが行動や身の回りをもう一度見直し、地道な活動を継続することでエネルギーの効率的な利用に努めていきます。
オフィスの電力量の推移(04年-10年)

従来から帳票類の見直し、電子化、用紙の使用量を削減する印刷の工夫、会議資料の画面化、ペーパレス会議の推奨、OA紙の使用状況の“見える化”に取り組んでいます。
目標として毎年、前年より2%以上購入量を削減し、2013年度までに2008年度比15%削減することとしています。2010年度の本社研究棟のOA紙購入量は317万枚(前年比-21%)と目標を大きく上回りました。また2009年度より、全社OA紙購入量も“見える化”を行い、1,232万枚(前年比-3%)でした。

ペーパーレス会議

掲示ポスター

終業後のオフィスの様子
業務の効率化のため、2008年より、TV会議システム(呼称:LIVE CONFERENCE)を順次導入拡大しています。今では国内28拠点+海外6拠点で導入しています。TV会議の特徴として、移動時の環境負荷の低減、出張時間の短縮、費用の削減が図れます。2010年度では計2,366回(前年比387%)、延べ11,831名(前年比369%)が利用しました。導入からの通算実施回数は、計4550回、延べ24,402名が利用しております。
