
環境に関する重要課題について、2011年度実績と自己評価を記載しました。
2011年度目標達成に向けた進捗度
○…目標達成した △…取り組んだが目標に達しなかった ×…目標より大きく乖離した
| 重要課題 | 中期計画(2013年度 目標・課題) | 2011年度 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 目標・課題 | 実績 | 評価 | |||
| 1. 環境に配慮した商品開発 | 軽量化 (容器) |
<課題> ・びんの軽量化 |
・対象商品:家庭用食酢、調味酢500mlびん軽量化。 | ・家庭用500ml食酢3アイテム、家庭用500ml調味酢1アイテム、びんの軽量化実施。 | ○ |
| <課題> ・その他容器の軽量化 |
①ビン製品のPETボトル化 ②製品包材(軟包材)軽量化 ③ダンボール軽量化 ④納豆包材軽量化 |
①家庭用みりん風調味料、料理酒500ml、PETボトル化実施。 ②家庭用「おむすび山®」(小袋)全アイテム、業務用海外提携品1アイテム、包材軽量化実施。 ③業務用海外提携品1アイテム、納豆自社ブランド製品(1工場)、ダンボール軽量化実施。 ④台紙軽量化(1ブランド製品)、被膜(納豆表面を覆ったフィルム)軽量化(5工場生産製品)実施。 |
○ | ||
| 2. 廃棄物の削減と再資源化 | 生産活動 | ゼロエミッションの継続 |
常温品生産工場 99.9% | 98.3% | △ |
ゼロエミッションの継続 |
チルド品生産工場 99.9% | 100% | ○ | ||
廃棄物排出量(トン/年)が2008年実績未満であること ・全体 10,076 |
年度目標 全体 10,150 |
8,197 | ○ | ||
廃棄物排出量(トン/年)が2008年実績未満であること ・常温品生産工場 7,894 |
年度目標 常温品生産工場 7,968 |
5,811 | ○ | ||
廃棄物排出量(トン/年)が2008年実績未満であること ・チルド品生産工場 2,182 |
年度目標 チルド品生産工場 2,182 |
2,386 | △ | ||
| 販売活動 | 返品率:年次目標の達成 家庭用(常温品)・前年実績を超えない |
返品率:0.21% (対総売上金額) |
0.20% | ○ | |
返品率:年次目標の達成 業務用・前年実績を超えない |
返品率:0.12% (対総売上金額) |
0.15% | △ | ||
| 未出荷ロスの削減(チルド品):年次目標の達成 | 0.21% | 0.20% | ○ | ||
| 食品リサイクル率 (家庭用常温品及び業務用品、チルド品) 食品リサイクル法に基づき、2007年度を基準として、再生利用等の実施率を、毎年2%ずつ改善する |
年度目標 46.8% |
34.1% | × | ||
| 物流活動 | 倉庫内破損 常温品:6.50ppm |
年度目標 常温品:6.50ppm |
14.10ppm | × | |
輸送中破損 常温品:30.00ppm |
年度目標 常温品:40.00ppm |
30.60ppm | ○ | ||
輸送中破損 チルド品:2.00ppm |
年度目標 チルド品:2.17ppm |
4.09ppm | × | ||
| 3. CO2排出量の削減 | 生産活動 | 常温品生産工場 原単位:73.7kg CO2/t |
年度目標 73.7kgCO2/t |
79.9kg CO2/t | △ |
| チルド品生産工場 原単位:319kg CO2/t |
年度目標 332kg CO2/t |
349kg CO2/t | △ | ||
| 物流活動 | 原単位 7%削減 (06年度比) 改正省エネ法に基づき、2006年度を基準として、家庭用事業及び業務用事業において、エネルギーの使用に係る原単位を中長期で毎年1%以上改善する |
1%改善(前年度比) | 2.5%増加(前年度比) 06年度基準5.8%削減 |
× | |
| 共同配送 エリアの拡大 |
パートナー企業と検討 | パートナー企業と検討を継続 | ○ | ||
| 4. オフィスにおける省資源・省エネルギー | 事業系一般ごみの資源化率 60%以上 |
年度目標 60%以上 (本社・研究棟) |
72% |
○ | |
| 節電 2013年目標:08年度比8%削減 |
1%削減(前年比) (全オフィス) |
13.1%削減 | ○ | ||
| 節紙 2013年目標:08年度比15%削減 |
2%削減(前年比) (本社・研究棟) |
3.9%増加 08年度比22.5%削減 |
× | ||
| 5. 環境マネジメントシステムの構築 | 生産部門 福岡、半田工場を除く全工場ISO14001認証継続拡大 |
認証継続 | 認証継続 | ○ | |
| 非生産部門 環境マネジメントシステムの維持・向上 |
エコステージ1の第三者更新評価 ミツカングループ 本社及び研究棟(ミツカングループ本社、ミツカン、ミツカンサンミ、みつかん、中埜酢店、ミツカンアセットの各本社スタッフ部門) |
更新登録 | ○ | ||
2011年度は、新たな中期経営計画開始から3年目の折り返し点にあたります。第3期中期経営計画(2009年―2013年)では、「環境に配慮した商品開発」「廃棄物の削減と再資源化」「CO2排出量の削減」「オフィスにおける省資源・省エネルギー」「環境マネジメントシステムの構築・運営」の5つの重要課題を掲げて取り組んでいます。
2011年度は、重要課題で掲げた23項目のうちの13項目で目標を達成しました。
東日本大震災に伴いエネルギー生産や利用のあり方が見直される中、「節電」に対しては、全社一丸となって取り組んだ結果、特にオフィスにおける省エネルギー活動で大きな成果を出すことができました。一方で生産や物流活動では、震災の影響により既存インフラの活用が制限されたことから、CO2排出量原単位の増大や産業廃棄物の再利用率が低下するなど震災の影響が直接、間接的に色濃く現れる結果となりました。容器の軽量化、生産活動全体での廃棄物排出量の削減ならびに環境マネジメントシステムの取り組みについては新組織体制下での推進体制見直し、更新登録を行うなど目標を達成することができ、地道ながらも着実に取り組みを行ってきた活動成果が現れているものと考えます。
震災以降、電力を始めとした国内のエネルギー事情を中心に事業を取り巻く環境が大きく変化しつつあります。これらの大きな環境変化に対応するため、今後につきましても長期展望に根ざした新たな課題に積極的に取り組んでまいります。
2011年は、東日本大震災、オーストラリアの水害、そしてタイでも大きな洪水が発生するなど世界的に自然災害が多く発生した年でした。当社も大きな被害を被ることになりましたが、自然からの恩恵とは裏腹の自然の脅威をも実感するとともに、対応を進める中で企業の果たすべき責任を改めて見直す年でもありました。一方で、エネルギー問題の深刻化や生物多様性への対応など環境を取り巻く問題はますます多岐にわたっています。当社は、水、穀物などの農産物や微生物といった自然の恵みに支えられ事業活動を行っています。自然の大きな営みのもと地球環境が持続可能なものであってはじめてお客さまに安全安心そして健康を提供させていただけるということを念頭に、企業としてすべきことを深く考え、行動しなければならないと強く感じております。
ミツカングループは、企業活動全般で環境や地域との調和を図ることを企業理念の中で宣言しています。これからも持続可能な社会の実現に向け、社員一人ひとりが事業活動に伴うさまざまな環境負荷の低減に取り組み、環境に配慮した企業活動を地道に継続的に進めてまいります。

